日々徒然

zatta!

映画『マイナイト』パンフ

昨日の前夜祭、仕事終わりにギリギリで到着したらパンフが完売していて泣いたが(翌日初日だろ!?)上映後に少数再入荷していたので助かった。福井へ行く為しばらく映画館へ行けないので……

早速パラパラと目を通した。スリボのインタビューは雑誌を始めとした各媒体で読んだことのあるもので新鮮味はなし。監督のインタとプロダクションノートは読み応えがあった。写真がきれい、ミニ写真集っぽい雰囲気。A5サイズがかわいい。

ハイロー等でもお世話になっている小川プロデューサーが「LDHの強みを最大限に活かせる作品と並行して、自由度の高いかつ多くの方に届きやすい題材を使ってLDHのアーティストが一人の俳優として市民権を得られるような作品を創っていきたい」「スタッフも新陳代謝して、新しい人を育てて、古い考えを捨てて、今後の映像界を動かしていく方がどんどん出てくると思うのでそういう方々とLDHの俳優が共に仕事ができる企画をやっていきたい」と話していた。今後に期待したい。

監督の構想として『マイナイト』続編のストーリはできているとのこと。本当だったんだ……笑。キャスティングも決まっているそうだが(※構想の中では)ちゃんと男女の営みを描いたストーリーで一体誰を想定してるのか教えてほしい。寅さんみたいな長寿シリーズになればと話していたが、やろうとすればできる……のか?


以下、推し絡みの感情。




マイナイトしんどかったんじゃないかな、負担が大きかっただろうなと勝手に想像して一人でつらい気持ちになっている。壱馬くん、監督と一緒に仕事をしたい以外のモチベってあったんだろうか。

監督もプロデューサーも"川村壱馬"を剥がそうとしていて、それ自体は悪いことではなく俳優として様々な可能性や魅力を引き出すアプローチであり、観客(ファン)のニーズとも合致する。

しかしながら、今回は演じるのがデートセラピストだ。素の川村壱馬ではできない(難しいと思われる)役であるにもかかわらず、普段つくりあげている"川村壱馬"を完全とまではいかなくとも脱がないといけない、脱ぐことを求められる状況だったことを想像するとシンプルにきついだろうなと思ってしまう。実際にどの程度、どういう場面において求められていたのかはわからないので単純に関西弁と標準語の使い分けぐらいのニュアンスかもしれないが、自分の中にある壱馬くんのイメージだと100%演技で固めて武装する方が楽な役柄(職業)だったんじゃないかと思ったりするので、パンフの「川村壱馬の"鎧"を脱がせろ!」という見出しに対して本当にこういう形で(このタイミングで)脱がせてよかったのだろうかと疑問がよぎる。

シネファイでスリボに順番が回ってきただけなのを、わかっていたこととはいえ文章として出されると遣る方ない。部外者ながらやっぱり断ればよかったんじゃないかと思ってしまう。身勝手だけど。

最初に断った理由が何なのかは知る由もないし、どういう感情だったかもわからない。でも、こういうのは最初に感じたものが答えなことが多いから……

まぁ、スリボありきの企画で壱馬くんが出演しないなんて許してもらえるはずがないよね。

監督が壱馬くんが納得することを大事にして撮りたかったと仰っていて、そういう現場だったことは本当によかったと思う。

しかしながら、裏を返せば「すごく話し合う」「とことん話す」という行為をしないと壱馬くんが「納得しかねる」ことがあったということで……そういうってやっぱり負担になるし、少しずつでも蓄積されていくものだと思う。特別先行上映で監督が撮影前にスリボ全員と話をしたと仰っていたけれど壱馬くんだけ「ディスカッション」だったんだよね。そのフレーズを聞いて色々と思うところがあったんのだけれども、各種インタ、パンフ、舞台挨拶を経て払拭されるどころかますますその思いは強まっている。仕事ってそういうものだといわれればそうかもしれないけど。

壱馬くんの現状に自分のメンタルが引っ張られている自覚はあるので必要以上にナーバスになっているのかも。でも舞台挨拶しんどかった……

多分だけど(本人じゃないからわからないけど)ライブの方が楽かもしれない。人前で意見を求められたり、自分の言葉で話さないといけなかったり、他の人とコミュニケーションを取らないといけなかったりする状況はまだ負担が大きそうに見えた。ライブならガチガチに固めて纏ったままでパフォーマンスできるから楽なのかも。知らんけど。頭より身体を動かす方がまだいける気がする。

健やかであってほしい。

それにしても、全然福井に向けてテンションが上がらない、やばい。もう明日だぞ。

生だと上手いこと距離が取れないので思いきり食らってしまって昇華するのに苦労する。もう現場に行かない方がいいのかもしれない。福井も埼玉も行きますが。新潟はやめた。

登場した瞬間にわかるぐらい全然違っていて、なまじこれまでに何度も舞台挨拶登壇を観ているのと10月の特別先行上映の記憶がまだ新しいので嫌でも理解させられてしまうのがしんどかった。お前に何がわかるといわれたら何もわからない、本人でも主治医でもない赤の他人にわかるはずがない。でも、あぁいう状態がまずい、よろしくないということはわかる。

メンタルをやられるということがどういうことなのかわかっている人とそうでない人とでは、受ける印象も理解度もまったく違うので心無いことを言う人が必ずしもアンチかというとそうとは限らない、本当にそう感じたのかもしれない。

それでも「いつまで病気のフリをしているのか」「やる気がない」等と言われているのを目にすると(なんか検索で引っかかった多分名前? 忘れたけど)めちゃくちゃ頑張ってるよ!!!!! めっちゃくちゃがんばってるよ!!!!! すっっっごい頑張ってるよ!!!!!! と言いたくなる。壱馬くんはめちゃくちゃ頑張ってるよ。頑張って、頑張って、頑張ってる人のそれだもん。

でも、もう頑張らないでほしい。ちゃんと休んでほしい。

舞台挨拶関連のあれこれほとんど見ていない。つらくなってしまう。今日は大丈夫だったのかな。

帰宅したら福井の準備しよ。