日々徒然

zatta!

ぼやぼや

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個人的にも、イギリスは僕の好きなアニメの聖地なので。

THE RAMPAGE 川村壱馬が目指す“一番星”とは?


相変わらずブレがない笑。すかさず「古城でのカットは『Fate』シリーズをイメージしていたんですね」と返されているのも笑う。



以下、またかよのぼやき。



またかよ、は「またこの話題について触れるのか」にかかっている。自分自身に対しての言葉だ。


こういうことを言うと、また反感を買うかもしれないけど、パブリックイメージと違うことをしたら怒られるとか、叩かれるといった世間の風潮が、僕には理解ができないんです。

(中略)

友達や恋人、家族といった“大切な人を大切にする”という当たり前のことが、アーティストやアイドルという立場にいるだけで他人から否定されるのは、なんでなんだろう?って。

THE RAMPAGE 川村壱馬が目指す“一番星”とは?


言いたいことはわかる(つもりなだけでちっともわかっていないかもしれない)けれども、これについては突き詰めると「じゃあ一般人になれば?」と言わざるを得なくなってしまうというか……

技術や能力のみならず、外見や振る舞いも含めトータルで自分自身を「商品」として売り出し、対価を得ている時点で、そういう生き方をしていない人とは違う世界に生きているといっても過言ではない。何のしがらみもなく生きたいのであれば、今得ているもの(対価なり恩恵なり)を捨てなければならない。普通に生きているだけではおよそ得ることができない「特別な何か」を持っているからこそ、一般人ではなく芸能人として扱われている。そして、そういう生き方を選んだのは紛れもない本人だ。選んだ時点で、伴う諸々の縛りについても飲みこむ覚悟はしているだろう。

パブリックイメージと違うことをしたら怒られるというが、それは芸能人に限った話ではないだろう。その立ち位置(居場所、職業等)を選んだ時点で、どう振る舞うのがよしとされるのかある程度決められる。

昔から将来は結婚すると公言しているので夢が叶うといいねと思っているし、壱馬くん個人に限っていえば「それで精神的に安定して落ち着くのならさっさと結婚してほしい」と思っている。
しかしながら、グループとして考えた時に人気メンバーの結婚は決してプラスにはならないとわかっているし、国民的グループとして多くの支持を得たいのならば、夢半ばである今このタイミングではない。

これってファンの問題なんだろうか。善良なファン(善良なファン?)ばかりなら、メンバーの結婚や恋愛が公になっても人気には影響しないのだろうか。

本当に???

まぁ、このインタビューもそういった構造の話ではなく、文脈的に「過剰な言動をする人」について言及しているものだと察するが、こちらにばかり原因を押しつけるなよと辟易する部分も少なからずある。本人の意思はどうであれ、売り方としては「アイドル」さながらで接触を餌に金を巻き上げているのは事実だ。

確かに「過剰な言動をする人」はいる。でも、一部だ。大半はそうではない。筋を通していれば大体は祝福されているように思うが、認識が甘いだろうか。いやでも、実際そうじゃない??

「プライベートを暴かれて叩かれてしまう風潮」には自分もNOを突きつける。しかしながら、自らプライベートを垂れ流して引き起こしたことは本人の問題では。


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ファンのみんなには、自分の人生を大事にしてほしい

川村壱馬の壱万字インタビュー前編


そう言ってくれるのはありがたいし、うれしく思う。

だがしかし、何をもって人生を大事にし、何が幸せなのかは人それぞれではないだろうか。貴方の夢と幸せがイコール、ファンの夢と幸せではない。

『もうちょっとうまく生きればいいのに』がどういうシチュエーションで、どういう風に言われた言葉かは存じ上げないが、うまく生きることを「自分を誤魔化す」と捉えている時点で、噛み合わないなーと思う。うまく生きるってそういうことじゃなくない?? うまく生きる=ズルをする、ではないだろう。

以前に「壱問壱答」で「“リアコ”に媚びるスタンスは苦手」と、はっきり「リアコ」というフレーズを用いた時にも感じたが、アーティストがファンの心を統制しようとする(ようにも見える)ことへ違和感を覚える。

リアコは「リアルに恋している」の略だそうだ。自分の意志でする・しないをコントロールできないのが恋ではないのか。自分にはわからない世界だが、リアコだってファンには違いないだろう。

受け入れろといっているわけではない。現実を突きつけることは誠実であると感じるし、この先もそのスタンスのままでいいと思っている。応えられないと正直に言うのはやさしさだし、己の心を守ることでもあると思う。そのままでいい。受け入れる必要なんかない。

同時に、平等にファンへ接するというのなら、リアコを認めないのは辻褄が合わないように思う。非日常めいた手の届かない存在へ焦がれることで、リアルを生き抜く力をもらえる人もいるのだろう。それを否定する権利がはたしてあるのか。

「自分はこう生きたい」を邪魔するのはファンだろうか。事務所は? 運営は?

"そういう"売り方をして、"そういう"サービスを提供しているのに「やっていない」と主張するのは、それこそ誤魔化しだろう。ファンにあれこれ言うのは結構。しかしながら、諸悪の根源ってそこなの? と思わずにはいられない。まぁ、事務所の偉い人に恋愛ものはやりたくないと伝えたそうなので運営にも態度は示しているのだろうが、こうもくり返しファンへ強い意思表示をするのなら、商業的な視点や業界の構造について踏まえた上で言及してくれたらいいのになーと思ったりもする。そういったところにまで考えが及んでいるとは(これまでに表へ出た文章を読む限りは)感じられず、なんともいえないもやもやが、ずっと胸に巣食っている。

ファンの幸せを考えて願ってくれるのも、ファンを「対等」だといってくれるのもうれしい。

でも、アーティストとファンって絶対的に「対等」ではない。何故なら、商品(サービス)と消費者だから。

ファンがアーティストを「対等」だと本気で思い始めたら、それこそ大変なことになると思う。今だって「自分の意見で相手を変えられる」と勘違いした暴走が火種を轟轟と燃やしているのに。


で、結局おまえは何を言いたいのかという話だが、何を言いたいんだろうね??


結婚熱愛云々で応援をやめたりはしないから(自己管理の甘さが露呈した時は失望するかもしれないけれど)好きにしなよという気持ちでいるし、やめるなら別の要因なのでそこに対する不満が強いし、グループとしてもメンバー個々人としても言っていることとやっていることがちぐはぐなのをいい加減どうにかしなよと言いたくなるし、メンバーやスタッフを含めた制作チーム内でしっかりと意思疎通をして見解を統一しろと思うし、ファンを正す前にスタッフのやる気のなさ意識を正せよと苛立つし、不満は諸々あるけれどもそういうのをすべて飲みこんだ上で応援し続けているんだよなーと思うと、やっぱり、だいぶ好きだな、みたいな。(何だその着地)

ぼやいてばっかり、ぼやぼやぼや。

正直にいってしまうと(めちゃくちゃ、はちゃめちゃに利己的な発言だが)何度も同じことを言われて耳タコだし、この先も幾度となく言われると思うとめんどくさいからさっさと結婚してほしい笑。それか、一度リアコについて学んでみたらいいんじゃないか。

リアコに限らず、ランペが思う「ファン」と実際に現実へ存在している「ファン」って、わりと、けっこうズレがあると思う。このズレも一般人と芸能人の差なのだろうかと考えたりもするが、そういうのを理解した上で(良くも悪くも)立ち回るプロは大勢いるわけで……。上手く利用して売れてほしい。でも、それも「ズル」だと言われてしまうのかな。

ファンのことを諦めずに信じてくれているのだと、様々な折に感じる。それは彼の美徳で、損なわれてほしくないところだ。

さりとて、ファンとは概念であり、集合体であり、それでいて個々に自我が存在するからにして、綺麗事では済まないんだよなーとも思うのだった。