日々徒然

zatta!

続々・思うこと

他人のことは気にしないと思っていても目に入ると気になってもやもやしてしまう。Xのおすすめどうにかならないだろうか。まったく知らない興味もないなんら関係のない海外のポストがたくさん出るようになったと思ったらミュートしている人のポストが表示されたり、もうはちゃめちゃ。

そういうわけで、溜まっているもやもやをここで吐き出させていただく。(LDH構文)

内容は、タイトルにある通り。まだこの話するの? と自分が一番思っている。





メンバーへ意見を求めている人は何を望んでいるのだろう。何と言ってほしいのだろう。

以前にも書いたが、現状avexLDHが出したもの以上のことを言える立場にも、言う立場にもないと自分は思うので。

ぱっと思いつく理由としては、

  • 事務所が求めている答えをくれないから
  • メンバーの言葉を判断材料にしたいから

こういったところだろうか。気持ちはわからなくもないが。

メンバーがこの件に触れないことを「箝口令が敷かれている」と捉える人が散見される。まぁ、そうだろう。自分は事務所がメンバーを守っていると捉えているが、メンバーが発言の自由を奪われていると捉えている人もいる。真実はわからない。これから先も、我々が知る可能性は低いだろう。

何が言いたいかというと、人によって見方が異なるということだ。実際はどうなのか知る術がないことに対して、正しいも正しくないも無い。人は、自分が見たいものを見たいように見る。同じ事柄でも良いように受け取る人がいれば、悪いように受け取る人もいる。そう「見える」けれどそう「ではない」かもしれないという視点は、常に持ち合わせていたいと思う。自戒。

話を戻そう。

そもそも、本件について声を上げている人たちは、この問題が深刻かつ重要で軽んじられるものではないと考えているのではなかったか。だから問題視し、注視して指摘を続けているのでは。

ならば、わかるだろう。事務所を飛び越えて一個人が触れるリスクについて。独断で不用意に行動した結果、事態を悪化させることになったらどう責任を取るのか。取れないだろう。取れる立場にないのだから。上手く収束できれば称賛されるかもしれないが下手を打てば非難の的となる。自分がマネージメントする立場だったら、そんな危ない橋は渡らせられない。

さらに言うと、顔も名前も明かして活動している彼らと、身元を明らかにせず匿名である程度個人情報が守られた状態にある我々とでは置かれている状況が違う。まったくもってフェアではない。要求を見ていると、彼らは投票で選ばれた国民の代表でもなんでもないのだがと言いたくなる時がある。彼ら自身が商品であり、己の身を切り売りして活動しているとはいえ、赤の他人がパーソナルな部分を引き摺りだそうとしていい筈がない。そのぐらい考えなくともわかるだろう。わからないのだとすれば、自身の加害性や暴力性について随分と鈍感だといえよう。

つい先日も同じことを書いたばかりだが、応援は強制ではない。選ぶ権利はこちら側にある。誰かに強要されて応援するようになったのか? 違うだろう。これまでもこれからも、その時手元にある材料を元に応援するしないの判断を自分の頭でするほかない。今決められないのであれば保留にする。それだけだ。

なのに、何故執拗にメンバーの言葉を求めるのか。

メンバーの言葉を聞いて納得できれば安心して応援できるから? それとも、メンバーの言葉を聞いて失望すれば潔く諦めて降りられるから?

決断できずに宙ぶらりんでいる状態がつらい、苦しい、しんどい。そこから早く脱したい。わかる。しかしながら、自分が楽になりたいという理由で相手に何かを強いるのなら、それはエゴでしかない。傲慢で、我儘で、暴力的ですらある。

上手い例えではないが、告白をして振られたとしよう。「気持ちを伝えたけれど受け入れてもらえなかった。でも、自分の思いは間違いじゃない。間違っているのは相手の方だ。相手の為にもこの手で正してやらなければならない。自分は正しいことをしているんだ」――このような状態を恐ろしいと感じないだろうか。自分の目には現状が似たようなものとして映っているが、相手が企業や芸能人で身近な存在とは違うと感覚がずれてわからなくなるのだろうか。普通に怖いよ。

いずれにしても、己の中で昇華して落としどころを見つけるしかないと思う。そういうことの繰り返しで人生は紡がれていく。

偉そうに講釈を垂れたが、自分は公式の対応が満点だとは思っていない。批判を受けない、突っ込まれない、揚げ足を取られないよう対処することは公式にメリットがあると考える。

今回のことは判断材料のひとつとして自分の中に蓄積される。積み重なればいつかランペから離れる日が来るかもしれない。その時はその時。自分も相手も人間である以上、変わらないものなどない。応援したい気持ちがあるから応援する。それだけだ。