日々徒然

zatta!

『日曜の夜ぐらいは…』4話

3話よりは明るめでよかった……!!

冒頭、サチ父の気持ち悪さとわぶちゃん母の横暴さにドン引きしてこのクズ親どもがッ!!と心の中で叫んだ。二人ともなんでお金を渡してしまうんだと嘆いたが、自分にとっては非日常でも彼女たちにとってはこれが日常だからだ……と思ってへこんだ。とはいえ、今回はわりと早めに三人が集合してくれたおかげで、そこから後はまぁまぁ安心して見えた。「まぁまぁ」と表現したのは、三人が話す友情の歴史がまた暗いというか重いというか……幸せな時ないんか。
それでいて、わかると感じてしまう絶妙さが視聴者を引きつける。自分とは似ても似つかない部分と、自分にも存在する部分とのバランスが相変わらず上手い。

三人が一緒にいるシーンは基本平和で微笑ましいが、1話からなんとなく感じていたモヤモヤが今回言語化された。そう、彼女たちは幼い。子供のようにはしゃいでわめいて騒ぐ。年相応の振る舞いができないこと、都会で遊ぶといってもいまいち遊び方がわからなさそうで非常識な行動を取りがちなこと。10代ならかわいげがあるが、成人した大人が……と思う部分はどうしてもあって、それがつらいしきつい。「人生やり直してるみたい」というセリフがあるが、彼女たちは知らないのだ。経験してきていない。だから、わからない。その事実がしんどくて、胸がぎゅっとする。少しずつ知って、わかっていけるといいよね。なんて上から目線でえらそうなことを言えるほど自分も人間ができていないのでなんともいえない気持ちだ。かつての自分を見ているみたいで、ほんのちょっと恥ずかしくもなる。この「あーいるいる、こういう人」な描写がリアルで唸る。いるよ、こういう人たち。

さて、賢太である。

RH!!! | 川村壱馬 BLOG m.tribe-m.jp

壱馬くんがブログで「いつもより気持ち多めに喋ってます」と綴っていた通り、賢太の出番が多くて素直にうれしかった。しかも壱馬くんのお芝居が上手で、あぁ~~~!!! ありがとうございます……!!! 大感謝の極み。

しかも本編のみならずCMにも出演していて、「これはCMですだ!! やった!!」と大喜びした。壱馬くんの演技がこんなにも見られるなんて幸せすぎる。周りが演技達者な役者さんばかりの中まったく浮いていないどころか馴染みまくっているのが純粋にすごいし誇らしい。どこへ出しても恥ずかしくない自慢の推し……

壱馬くんは元からお芝居が上手だけれど、日ぐらでますます磨きがかかっているのがわかるし、この演技を地上波で浴びられる幸福でごろごろ転がったりじたばたしてしまう不審者。毎週壱馬くんのお芝居を、外部でチャレンジしている姿を見られて本っ当にうれしい!幸せ!! 待っていた甲斐があった。台詞の言い回しがとても自然で「言ってます」感がなくて、前からできていたことではあるけれども間の取り方や抑揚のつけ方が抜群に上手くなっていて、表現力~~~!!(語彙力の消失)これまでデフォルメしたようなキャラクターの濃い役柄が多くて、そのどれもよかったし壱馬くんはバッチリ演じ分けできていたけれど、普通の人間の役(言い方)もこんなに上手いんだな……ありがとう。(謎の感謝)

宝くじのお金を元手で三人でカフェをやる展開になって、次回は楽しそう……でもないのがこのドラマ。果たして、どんな展開が待っているのか。これですべて上手くいきますハッピー!なんてことにはならないからな。おそろしいよ、本当。

次回予告。

賢太「ねぇサチ何にする?」


あーーーーー言い方ーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!


破壊力がやばくてしぬ。突然の彼氏感やばすぎる。壱馬くんは仕事柄(?)事あるごとに胸キュン台詞を言わされているが、どれよりもリアルでやばいかもしれない、いや毎回どれもやばいですが!!(どっちだよ)

受ける清野さんがまたお上手なものだから、サチーーーーー!!! 何があった? えっ何があった!? とめちゃくちゃ動揺してしまった。どう見ても付き合っている。この状態で一週間待つのか……!!

と思っていたら、ご丁寧に公式で答えが出ていました。

一方、サチは新たに気になる和風カフェを発見。そこには偶然、住田賢太(川村壱馬)の姿があり、なりゆきから2人は恋人のふりをすることに…!?*1

4話でみねくんと三人の関係に「友情」と名がつけられたのに、5話で賢太とサチに「恋愛」と名がつけられたらなんだかいやだな……と思ったので、よかったと胸を撫でおろした。作品のキャッチコピーが「恋愛なんか奇跡じゃない。友情こそが奇跡だ。」だし、メイン五人は友情エンド希望。そうでないと、ワンピースの仲間の印シーンの再現もなんだとなってしまう。

一方で、恋愛要素自体はあるようなので、どんな風に織り交ぜられるのかこちらも期待したい。