日々徒然

zatta!

『HiGH&LOW THE 戦国』1/30公演の記憶

1/30に観劇した舞台「戦国時代活劇『HiGH&LOW THE 戦国』」について、今更ながら感想をしたためる。

一度しか観劇していない上に思ったより時間が経ってしまい、記憶が朧げで曖昧な部分もあることをあらかじめ断っておく。何卒ご容赦を。


会場について

会場はTHEATER MILANO-Za。コンパクトで見やすい劇場だった。1階で観劇したが、座席は千鳥配置で段差も十分にあるので前の人と被らなくてよかった。2階、3階も高さはあるもののステージ自体は見やすい印象。

バーチャルツアーなるものがあり、事前にイメージがつきやすい。ハイテクだなー。

my.matterport.com


お手洗いも入口付近は列が出来ていたものの、一つ上に上がったところは個室数もあり洗面台やメイクスペースも広くて綺麗で使いやすかった。ペーパータオルが設置してあるのもありがたい。ここ数年にオープンした劇場の中では、かなりいい方では?? 新宿でアクセスもしやすいし。歌舞伎町じゃなければなぁ……


アクセス

1rankup.jp

ミラノ座までの行き方が多数の写真と共にわかりやすく紹介されている。すごい。

こちらでは歌舞伎町を突っ切っていくルートが紹介されているが、圧倒的に西武新宿側からのアクセスをオススメする。ソワレの帰りとか特に。極力人混みを避けたいなら外(?)へ出た方が早いと思う。

歌舞伎町へはそれなりに行き慣れていると思っていたものの(TOHO新宿があるので)、好んで足を運びたい場所ではないなと改めて感じた。治安はやはり良くはない笑。東急歌舞伎町タワー自体も少々奇妙というか、1F~3Fは完全に海外の観光客向けという感じで不思議なところだった。エスカレーターで上がるにつれて雰囲気が落ち着いていくので安堵したが、最初はちょっとこわかった笑。


上演前


歴代ハイロー曲が延々と流れているの最高ーーー!!!


おかげで、グッズ列に並んでいる時も座席で開演を待っている時も楽しかった。しかしながら、ブチ上がる曲としんみりする曲とがあるのでね……そう、痛みの上に横たわるような……

10分前からスクリーンでカウントダウンが始まって、思わず笑ってしまった。舞台というよりライブ笑。戦国らしく筆で豪快に「10」と数字が出るのよかった。てっきり次は5分前とかかなと思っていたら10カウントだったので、それにも笑った。そこは刻まないんだ。


脚本、演出

※ここからネタバレ


脚本はいつものハイローという感じ。ザワがまともだったので忘れていたが、そうだハイローってこうだったと思い出させてくれるガバガバさで懐かしさがこみ上げた。これだよ、これ。よくわからないところも正直あるけれども「こういうエンタメをやりたい」「こういうことに挑戦したい」という気持ちがめちゃくちゃ前のめりに伝わってきて、細かいこたぁどうでもいいになった。これぞハイロー。

本当に、思っていた以上にハイローで驚いた。開始即ハイローテーマ曲からの立木ナレーション。完璧な流れだ。

そこからの、突然の織田信長と蘭丸(なんで???)からのハンドマイク(ヘッドセット着けてるのに???)――どこまでもハイロー。考えるな、感じろ。事前に抱いていた「どの辺が戦国なんだろう(キャラクターやあらすじを見るに日本神話寄りでは??)」という疑問へのアンサーを、開始即ノーガードな観客へ有無を言わせぬ勢いでぶつけてくるところがあまりにハイローで笑ってしまった。受け入れるほかない。

舞台というよりは、ライブの合間に芝居をやる印象。ダンサーがバキバキに踊ってラップを披露するのはLDHの強味が存分に活かされており、LDHがやる意味を感じられてよかった。戦がダンスバトルなの、すごくいい。難点を挙げるとすれば、ライブではなくあくまで観劇であるからにして、ダンサーがバキバキに踊っている時も、ゴリゴリのラップを披露している時も、ダンスバトルも静かに座して観なければならないのはシンプルに苦痛だった笑。プチョヘンザしたい! フゥーって言いたい! ノリたい!! ウェイウェイしたくてたまらなかった。LDHのライブを手がけるTHE GENESISが演出を担っているだけあって、めちゃくちゃLDHのライブだった。双眼鏡を構えている場合じゃねぇ。いらねぇもん捨てて拳掲げろ。(我ランペのおたく)

かと思えば、宝塚はちゃんと宝塚として成立しており、改めて親和性の高さに驚く。想像以上に合うんだなー。これは、ひとえに出演している宝塚のお二方の芝居力というか、土台となる部分のクオリティの高さと培ったスキルの高さが段違いであるからこそ成り立っていることだと思う。一口に「芝居」といっても映像、舞台、声等、ジャンルも必要とされるスキルも異なるので、舞台一筋(と便宜上表現させていただく)に打ち込まれてきた方々はやはり違うなと。一応、宝塚の作品は両手で足りないぐらいは見ており現地でも何度か観劇しているが、その時は正直基礎力云々はあまり感じなかったので、畑が違う人たちと並ぶとここまで顕著にわかるものなのだと感動した。当たり前に基礎パラメーターが違いすぎる。男性に混じっても男性に見えるんだなー。

矛盾しているようだが、宝塚感を出しつつもいい意味で宝塚感を削ぎ落しているところが匠の技なのだろう。リアル男性と並んだ時のバランス感は勿論のこと、作品のイメージも含めてステージを取り巻く空気感というか、全体を見て、気にかけて、大事にしているんだろうなというのが感じられて、その辺りからも経験値の高さが窺えた。舞台人だ。

水美さんと瀬央さんで方向性が違うのもよかった。水美さんは我々が抱く「宝塚の男役」としてキャラクターを全うしている印象が強く、対する瀬央さんはお芝居が男性そのもの「女性の役者さんが演じる男性」として存在しているのが興味深かった。ビジュアルはお二方とも女性であって男性と見間違えることはないのだが、それでもステージ上に存在する二人は紛うことなく「男性」なのである。これが宝塚の男役……か。


出演者

すでにそこそこ長いので、各国のツートップをメインに出演者についてざっくりと感想を。観たのが公演二日目なので今はもっと良くなっていると思うが、その時に感じたことを素直にしたためる。

LDH

片寄くん

初舞台ということで、まだ覚束ない感じがあるなーと思いながら観ていた。が、終盤吹っ切れてからの解放感がよくて「もしかして、あれも演技? 弱さを内包する男の表現??」と思ったり。どうなんだろう。

最初の殺陣で獲物へくちびるを寄せるのを見て「何!?」とオペグラを覗いたら煙管だった。なんで?? いいけど。本当にそれで戦えるのかという疑問はありつつ、洒落っ気があっていいなーと思った。トンデモ武器(トンデモ武器?)好き。これで帯刀もしているおかしさ(おかしさ言うな)も好き。かけられた呪いのせいでじめじめネガティブでうんざりしそうなところを、片寄くんの圧倒的な"陽"の気が上手い具合に中和していてよかった。くどくなりすぎないというか。ザ・主人公という感じ。立っているだけで絵になるのはさすが。華がある人なんだなと改めて。

舞台演技については、これからぐんぐん伸びる。回数をこなせばこなすほど伸びる。伸びしろしかない。

RIKUさん

流石の貫禄RIKUさん!!!

数々の主演を務めてきた&ミュージカルの経験が存分に生きている。圧巻の歌声と存在感。インタビューで序盤はすごく嫌なやつと話していた通りに嫌なやつではあったが、どこか憎めずかわいらしく、そういうところもRIKUさん……(キュン)となるポイント。鍛え抜かれた鋼の肉体、高い身体能力に裏打ちされたアクション。『ETERNAL』初演の時も思ったが、こんな逸材なかなかいない。


帝劇0番に立つRIKUさんが見たいよ~~~~~!!!


ハイローがハイローたる所以を体現するキャラクター。ゴリゴリでよかった。翔平くんとの主従感もよき。すべてのパラメーターが高く、バランスもよく本当にすごかったが、歌声と歌唱力があまりにも印象深い。マジで逸材だよ、RIKUさん。

周りを信じられるようになった玄武殿は最強。怖くておっかなくて武骨で乱暴で闇があるRIKUさんもいいけれども、表情がぱぁっと明るくなった瞬間に、あーRIKUさんーーー!! ってなった。これだよ、これ。やっぱり。RIKUさんも陰か陽かでいったら"陽"なので、快活な主人公キャラが似合う。

ところで、玄武殿のあみあみ衣装何??? びっくりした。RIKUさんの肉体美へ対する(制作側の)信頼があまりに高すぎる……まぁ、あれだけ努力してつくりあげていたら見せない方がおかしい……のか……? 有村先生ありがとう。玄武殿、謎にお着換え(マント着脱)があってお得だったな。

樹くん

様々なインタビューから大体予想がついていた通りの立ち位置で、そうだろうなと思っていた通りの結末だった。R&Bを得意とする樹くんのこと、絶対に合うと確信していたものの、実際に目にして改めて「めちゃくちゃに似合いすぎる!!!」と唸った。

体幹がしっかりしているので、とにかく殺陣が美しい。リーフェンを演じている時から所作の美しさが際立っていたが、宝塚の方と並んでも見劣りしないのはすごいと思う。作品を重ねるにつれてだいぶ改善されてきた活舌も、感情が高ぶるところではやや危うげだったのでもうちょっと、あとちょっと……! と心の中でエールを送っていた。(何様だよ)宝塚のお二方が良すぎるので余計に……というところはある。声を張るも潜めるも、どんなシチュエーションどんなトーンでも台詞がちゃんと聞き取れるのは、流石は本職。

話を戻して。前半まったく出てこないので驚いたが、満を持してという言葉がぴったりなぐらいに素晴らしいダンスを披露する姿と後半の怒涛の展開に、これはこれで良……となった。樹くんはマメなので、SNSでファンの心をがっつり掴んでいてその辺りも本当に上手。

それにしても、見慣れたランペファンの自分でさえ宝塚にいても何ら違和感がないと思ってしまうほどに馴染んでいて驚く。樹くんってあんまりオタクっぽくないというか、漫画アニメゲームが特別好きだというわけでもないのに、このキャラクター再現度の高さは何なんだろう。二次元に振ったキャラづくりもお手のものなの、器用な部分と努力家な部分が垣間見えて好感が持てる。LDHと宝塚という、エンタメの方向性という点では親和性があるにしても作品のカテゴリは確実に別である二つが本作で上手く融合しているのは、樹くんがかなり宝塚へ寄せているのも大きいのでは。ビジュアル然り、纏う空気感然り。宝塚ファンの方からも新人の男役っぽい(?)みたいに言われていて、やっぱりそうなんだなーと。

元は尊武国の出身と聞いて、え……まさか……白銀と……? とそわそわしたが何もなかった。しょへいつキャンセル(??)

かと思えば、二人でシンメになって出てくるので、なんか、もう、なんなんだ。おたくを翻弄するな。(うそです、ありがとうございます)

翔平くん

本当に舞台映えする。メイクが映えるのは勿論、板の上での存在感がすごい。これも才能だと思うので、もっと舞台に出てほしい。一途で健気なキャラクターが新鮮でありつつ、あー素の翔平くんだなーと思う部分もあってとてもよかった。翔平くんも本当に舞台に向いている。身体能力の高さがやばいのでガンガンにアクションがある作品に出てほしいが、ミュージカルもよかったので悩ましい。(おたくが悩むところではない)個人的には『ETERNAL』のマティアスにまた会いたい。マティアス……罪深いよ、マティアス。

常に「玄武殿!」と叫んでいるイメージ。止められても前に出て「一緒に行きます」「隣にいます」と行動で示す姿は、まさしくわんこ。個人的にマティアスの殺陣がめちゃくちゃに好きなこともあり、アクションシーンでは「もっといける! できる!! 戦える!! お前は強い!!!」と、つい力が入ってしまった。白銀はあれでいいんだよ。マティアスの槍さばき、また見たいなー。

それぞれの国のNo.1とNo.2の思いが交錯するシーンでは、ラップはちょっと……笑いそうになっちゃったかな笑。あそこは普通にダンスでよかったと思うが、玄武殿には言葉にして伝えないと届かないのもわかる。しかしながら、どうしても横文字が気になってしまい……世界観よ。テーマソングはともかくとして、あそこは文脈的にはミュージカルだと思うので、もうちょっとバランスを考えてほしかったかなー。『フィーダシュタント』で台詞を言うように歌うことへ苦心していたが、今回は台詞を言うようにラップを奏でなければならず求められる水準が高い。芝居もダンスもラップもアクションもと、担う役割がかなり多いと感じた。それだけ期待されているのだろう。

「玄武殿!」の言い方にバリエーションがあると、もっとよかった。インタビューでゲネはちょっと力が入りすぎてしまったと話していたが、2日目もまだ力んでいたかなーという印象。抑揚のつけ方や感情の発露をもっと突き詰めていくと、芝居の質がぐっと上がると思う。本業の役者さん並みの要求をしてしまうが、翔平くんにはそれができるポテンシャルがあるので、さらに高みを目指してほしい。まだまだいける。もっと良くなる。次の観劇が楽しみ。


宝塚

水美さん

存在感がすごい。出てきた瞬間に、場を支配する。

殺陣がめちゃくちゃに美しくて惚れ惚れした。あの、足を高く上げたバレエのような動きが本当にため息が出るほど美しくて、司る国にも演じるキャラクターにもぴったりですごくよかった。

包容力の高さ、何?? 樹くんなんか子猫ちゃんだよ、あんなの。あれが男役の神髄……芝居も存在感も頼もしすぎて性別を超越していた。作中でキャラクター二人を阻む壁なんかどうでもいいと思える。性別なんか関係ない、人対人だということを水美さんの芝居が教えてくれる。(※個人の見解)

二人のクライマックスシーンは、これぞ宝塚といった感じで、あそこだけ空気が違った。ロマンスもあるし。でも、決して浮いてはいない。水美さんのお力は勿論のこと、樹くんもだいぶ宝塚の文脈へ寄せているのが感じられて、二人で丁寧に世界観と関係性を紡いできたのだろうと思いを馳せる。インタビューで泣かせるシーンだと聞いて予想がついていたからか、切なさを感じつつも泣くことはなかったが、次に観劇する時は二人の芝居がさらに良くなっているだろうから涙してしまうかもしれない。

鞘を抜かずにアクションをするのがあまりに良くて、刀を抜かなくても強い! 好き!! とキュンキュンした。冷静に考えて(?)片寄くんとRIKUさんと共闘してるんだよ??? それで、あの強さで凛々しさで頼もしさで……やっぱりすごい。立ち振る舞いも、漂う空気も、声も、歌も、ダンスも宝塚のそれで、周りにいるのは女性ではなく男性なのに、各国のトップが肩を並べている図でしかないというか。全員ちゃんと男性で、それがすごいなと。語彙力の無さが浮き彫りになっている、つらい。「宝塚という、ある種特殊な空間では男性に見える」だけではないかと思う部分がちょっとでもあったことを恥じる。そんなこと全然なかった。いや、どこからどう見ても女性なんだけどね?? それでも、板の上にいるのは紛れもない男性キャラクターなんだよ。

瀬央さん

かっこよすぎる。

誰よりも男前で困る、いや困らない。あんなの惚れてまうやろ……!!! あの少年っぽさ、何?? 不思議な空気感の持ち主だった。劇団の小野塚くんが瀬央さんのオモロに勝たないと……みたいな話をしていたので、面白い人なんだ? とは思っていたが、なんというか色んな意味で度肝を抜かれた。面白いのにめちゃくちゃかっこよくて、すべてがサマになるのどんなバランス??? 各組+専科のポーズをキメるの、面白いのにむちゃくちゃかっこいいわ美しいわで、どんな顔をして眺めるのが正解なのかと戸惑いを覚えた笑。

各国のトップがハンドマイクで歌い上げる&翔平くんがラップなので、瀬央さんは歌わないのかなーと思っていたらマイクを携えて現れたので大喜びした。ハイローが全員主役で本当によかった。

インタビューから裏切りの匂いがプンプンしていたので、てっきり台詞はフラグだと思っていたらフラグではなく真実そのものだったという鮮やかな返しが清々しかった。でも、死んだら次回作に出ない……。まだ二国あるので次も出てください、お願いします。ほら、同じ魂を持つ者がいることだし。同じ世界でもいいじゃん。ねっ?(よくはない)

殺陣もきれいだったなー。水美さんのような「世間がイメージする男役」的な存在の仕方ではなく、リアルめ男性寄りなところがすごく好きなのだが、それでいてふとした時の止め絵(ひとつひとつのポージング)はめちゃくちゃ男役のそれで、心の中で「現実の男はこんなにかっこよくはない(※感謝の意)」と何度呟いたかわからない。そういう意味で浮世離れしていた。女性だけど男性で、男性だけど男役(女性が演じていることに他ならない)という不思議な感覚って両立するものなんだ。


各国ツートップ以外

がっつり脇を固める俳優陣もダンサー陣もよかった!! 小野塚くんは本当にお芝居が上手だなー。おのちゃが板の上に居る安心感、半端ない。雨乞いめちゃくちゃ笑ったし、ハイローのメタ台詞もよかった笑。場の空気を上手いことつくりあげてバランスを取る、さすがの安定感。うえきやさんと二人で作品の土台部分をしっかりと担っていてくれてよかった。座長の片寄くんが初舞台&ジェネの活動がずっと忙しそうなものだから大丈夫かなと心配していたところも正直あったものの、須和国の三人ががっちり支えてくれていてよかった。うえきやさんのアレは絶対アドリブだろうな(蘇るポルステの記憶)と思っていたらそうみたいなので、楽しみが増えた。

櫻井くんもよかった、かわいかった! ザワクロの時にずいぶんとかわいらしい子がいるなと目を引いたが、乃伎国の二人と他国との接し方の違いが面白かった笑。活躍の場が増えますように。

阿部さん、久保田さん、冨田さんのベテラン勢は言わずもがな。でも、ごめんなさい。途中まで影森様は阿部さんが二役やっているのかと思っていました。そして、久保田さんの芸達者ぶりよ。板の上で役者さんが生き生きと躍動している姿を見るのが何より好き。

ラグパン、ラップもするんだ。尊武国の純度5000%LDHって感じ、たまらなかったなー。そして、KADOKAWAの皆さん良すぎる! ダンスが上手い人のダンスは上手い。(語彙力)


まとめ

LDHがやる意味を十二分に感じさせる総合エンターテインメントだった。

今回は宝塚とタッグを組んだが、違う界隈(分野)の方たちと組むのも面白そう。LDH、目の付け所は悪くないんだよなー。ハイロー然り、BOT然り、タイ然り。でも、やるだけやって中途半端に放置することも多いのが玉に瑕。上手く次へ繋げてほしい。

脚本は良くも悪くもハイローだったので、次があればもう少し改善されるといいな。ランペが出演したオリジナル舞台の脚本がどれも秀逸だった(※おさむは除く)こともあり、正直物足りなかった。ただ、今回はハイローなのでこれでよかったのだと思う。ハイローなので。

座組の雰囲気が良くて、ほっこりする。すごく大事なこと。仲良きことは美しきかな。来週観る予定なので、どれだけ進化しているかわくわくしている。めちゃくちゃ楽しみ!

千秋楽まで誰ひとり欠けることなく駆け抜けられますように。