日々徒然

zatta!

「『ニューワールド 凪良ゆうの世界』刊行記念トークイベント 凪良ゆうと語る月夜」覚書

翔吾くん絡みをざっくり箇条書きで。


【第一部】

登壇者:凪良先生、担当さん、書店員さん

  • 「どうしてこんな話が書けるんだろうと思うことはありますか」的な質問で感銘を受けた本の話になった時に佐藤究さんの『テスカトリポカ』の話が出て、凪良先生が翔吾くんも好きだと言っていたと話題に出してくれた。暴力描写が多いので苦手な方は注意とのこと。しょごたむ……

  • 凪良先生が実際に会う前に抱いていた翔吾くんのイメージは、華やかな世界で活躍していて「ウェーイ!」っていうノリだったそう。でも、実際は真面目で誠実。見た目とギャップがある

  • 実用マナー検定準1級を取得していることにも触れてくれる凪良先生、ありがとうございます

  • 「幼少の頃からやさしい人だと言われてきたが最近になって本当に自分がやさしいのか疑問を抱くようになった」という質問に対して「ようやくやさしさの入口に立ったのかもしれませんね」(※ニュアンス)という言葉が印象的だった。やさしさの入口かー

  • 登壇者全員一致で「そういう考えに至る時点でやさしい人である証」との回答でした

  • 『美しい彼』についてはまだ書いているところだからSNSでは……とのことだったので、編集部から年内に出したいと圧を受けていることだけしたためておく。前半は雑誌に掲載済み+後半書き下ろし

  • 「友達と呼べる人が少ない。友達って必要?」という質問で、何でも話せる親友と呼べるような人は一人か二人だという話に。会場も三人いる方がお二人、あとはそれ以下(ゼロ含む)でみんなそう多くはないよねと。友達をすごく必要とする時とそこまで必要ではない時とあってライフステージで変わるという話。凪良先生は、今は仕事が忙しいのであまり友達を必要としないけれどリタイアした老後は(友達との時間が多く)欲しいなと。なるほどなー

  • 小中学校から続いている友達がいないという話から「幼馴染」へ憧れる登壇者の皆さん。そう考えると幼馴染が三組いるランペ……尊い

  • 一人しか友達がいないという担当さんの「徒歩30秒のところに住んでいた人の結婚式に呼ばれなかった」話、申し訳ないけれど笑ってしまった。一度同じクラスになっただけ(だったかな?)の中学時代の友人が呼ばれていたのに、近所に住んでいて普通に仲がよかった自分は呼ばれなかった、しかもそれをインスタで知ったというのが流れとして完璧だった笑

  • メンタルがやられた時にYoutubeのゆっくり実況しか見られなくなった凪良先生の話。心はよく折れる。担当さんと話していてもネガが多い

  • 同じく二、三週間ほど前に特に何があったわけでもないのに猫ミームしか見られなくなった担当さん。ほんと担当さんがツボで困った笑。30年編集としてやっていると聞いてびっくり。全然そんな年齢に見えない……(良い意味で)

  • ミームを知らない凪良先生 かわいい

  • トーークイベントで上手く話せるか不安でちいかわに癒されていた凪良先生、その話を担当さんにしたら「ちいかわは闇があるんですよ」と言われて癒しを奪うなと思った的な話をしていて笑った

  • 逆張りでちいかわを通っていないという書店員さんへ「心が折れた時の為にとっておいたら」と凪良先生。ちいかわすごいな笑


【第二部】

登壇者:凪良先生、担当さん、翔吾くん

  • 明るい、華やかと褒められる翔吾くん

  • ランペにいる時はあまり気づかないというか寧ろ小さい方だという認識だけど、背が高くてすらっとしてオーラがあって、芸能人!!って感じだった(芸能人だよ)

  • あきらかに陽な者である翔吾くんを前に我々陰キャとは違うと話すお二方笑

  • おそらく「若造」的なことを言いたかったのだろうけれども「こんな若者が」と言ってしまう翔吾くん、確かに若いのでちょっと笑ってしまった笑

  • 舞台袖で第一部の話を聞きながら友達のくだりなどで「えっ?(※そうなんだ的なニュアンスだと受け取った)」「大丈夫かな」とドキドキしていた翔吾くん

  • 18:30までリハで踊っていた

  • 座っていいと言われるまで座らない翔吾くんを見て「マナーがしっかりしている」と担当さん。マナー検定のくだりが活かされている

  • 座ってそのまま話を始めようとする担当さんへ「その前に自己紹介させてもらっていいですか?」「誰だお前って感じですよね」と自己紹介をする翔吾くん、どこへ出しても恥ずかしくない。流石はマナー検定(略)

  • シックにまとめた衣装で、長髪だけど清潔感があって、誰が見ても好青年という感じでよかった。ファンの欲目抜きでも好印象だったと思う

  • 担当さんが話した猫ミームがぶっ刺さっていた翔吾くん、猫ミームの真似(猫ミームの真似?)してくれたのかわいさでどうにかなるかと思った。耐えた

  • 担当さんの徒歩30秒結婚式の話も翔吾くんに刺さってた笑

  • 友達多そうだけどどうですかと聞かれて本当に何でも話せる人はそう多くないと答えつつ「嫌われることが少ないのでそういう意味では多いかもしれないですね」と話す翔吾くん強くて笑った笑。誰とでも仲良くなれると言い切るだけある、流石コミュ強

  • 本を好きになったきっかけ「気づけば読むようになっていた」読書は当たり前だった。転勤族だった話も

  • ライブをはじめランペの仕事は外へ向かっているのに対して、執筆は内なる作業だが上手く切り替えられるのかと聞かれた翔吾くん「ぱっと切り替えられる」「クールダウンに近い」 クールダウンに近い……執筆をクールダウンと評する人初めて見たけどケンチさんもそうなのかな?

  • ライブの後はアドレナリンが出て眠れなくなる。(終わってホテルでコンビニ弁当とか食べてる)自分と(尋常じゃないスポットライトや有難いことに歓声を浴びてステージに立っている)アーティストを埋める作業が執筆

  • THE RAMPAGEの岩谷翔吾に勝てない瞬間がある

  • 根っこの自分は華やかじゃない、本当に普通。THE RAMPAGEの岩谷翔吾は色々な方の力や支えがあって作り上げられている。例えば今日もヘアメイクをしてもらってTHE RAMPAGEの岩谷翔吾になっているが、これに生身の岩谷翔吾は勝てない

  • 未だにランペに憧れ続けている

  • (ランペの)光がどうしてもめちゃくちゃ強い

  • 光(THE RAMPAGEの岩谷翔吾)と闇(生身の岩谷翔吾)の狭間を埋めるのが執筆。書くことで心を昇華させていく

  • 一連の翔吾くんの話を聞いて凪良先生も「実像の自分との距離で孤独を感じる」と。なるほどなー

  • ドラマのOAは恥ずかしくてあまり見られないと話す翔吾くん「よっぽどカマした時は見ます!」 笑

  • 担当さんから「それはいい意味で?」と聞かれているのを見て、カマす=ぶちかます=良いパフォーマンスというイメージしかなかった自分のLDH脳に気づく

  • 撮影時のチェックはするでしょうと凪良先生。翔吾くんはドラマでもMVでもチェック自体あまりしないのだそう。「常に100%を出しているので監督がOKならOK」なるほどー! いや、かっこよ。

  • 「映りを気にすると急にヘタクソになっちゃうんですよ」と笑うしょごたむ、かわゆ

  • 翔吾くんが書く話は暗い

  • 幸せなシーンになると急にクサくなる

  • (翔吾くんの)担当さんにクサいねと言われた話をしたら(凪良先生の)担当さんが「スパルタ編集ですね」

  • 『青春と読書』の担当さん(多分)と凪良先生の担当さんお友達だった。業界

  • 暗いシーンは褒められる。日常のささやかな幸せみたいなものを書くのが苦手

  • 例えば恋愛について書こうとすると「愛してる」だけで終わってしまってそこから膨らませられない。自分が経験したことのないものは想像力が膨らんで文章がすらすら出てくる(※ニュアンス)

  • 「でも、岩谷さんの書く恋愛描写瑞々しいですよね、苦手だなんてびっくり」と凪良先生にも担当さんにも褒められてた

  • 初めて書いた話について。コロナ禍に今までの自分の人生を振り返るような話を書いたのが最初。ページは200枚を超えてENDマークもつけた。今より構成も文章も下手で起承転結もないゆるいものだが、行き詰まることなく二週間ぐらいで書き上げた

  • 最初は携帯で、途中からパソコンで書いたがパソコンだとページ数がわからなくて書き上げて印刷した初めて「こんなに!?」ってなったと翔吾くん

  • 凪良先生と担当さん「最初からENDマークを置けるのはすごい」「大体の人はそこで躓く(完結させられない)」

  • コロナ禍でパフォーマンスができない。ボーカルは歌詞に託したりもできるがパフォーマーはそういうのがない。パフォーマーだから言葉に憧れがあった

  • ダンスは動で、執筆は静。真逆に見えるが書いてみてこういう表現方法もあるんだという発見があった

  • 小説を書いてみようと思ったきっかけ、凪良先生は当初漫画家になりたかったそう

  • 浅はかですがと前置きする翔吾くん「書けるようになったらカッケーかなって」 笑った笑。正直でよい。変に格好つけた理由づけをべらべら話すより好感度高い気がする

  • 「構成が上手くて文章が下手な人」と「文章が上手くて構成が下手な人」どちらが生き残れるかは担当さん曰く、前者

  • 文章は自分(編集)が直せるけれど、どうしたら面白くなるのかは自分で考えてもらわないと(編集の意見を採用したとしてそれはその人のオリジナリティなのか?的な)

  • 上手いから人の心を動かせるわけではないという流れで、翔吾くんも一作目と二作目の小説を知り合いの小説家さんに読んでもらった時に(染井さんかな?)文章や構成は今の方が全然いいけれど心の部分は一作目の方がいいと言われたそう

  • ダンスも同じで、汗だらだらで顔がぐしゃぐしゃでも魂を篭めて命削って踊っている時の方が見ている人へ届く

  • 一作目はすらすら書けたが、今書いている話は考えるから行き詰まるという翔吾くん。凪良先生に著しい成長だと褒められてた(最初は何がダメなのかもわからない。それがわかるようになったということ)

  • 行き詰まった時にどうするかと聞かれた翔吾くんの答えが「筋トレ」で流石はLDHの男!!!と大喜びした 流石はLDHの男

  • しかしながら筋トレでは突破口を開けないことが多い

  • 寧ろメンバ-と喋っている間に「あっ」ってなる。まったく関係のない窓口から通じる

  • 今書いている話はやましょーさんには渡している。彼はちょっとトリッキーでザAB型なので人とは違う見方をする

  • どうでもいいけど外部なのでやましょーさんのことを「メンバーのやましょう」と呼び捨てするのにキュンとした

  • メンバーからアドバイスを受けたりするかという質問に「メンバー皆個性的でそれぞれの道を極めている。メンバー間はリスペクト100だから『こうした方がいい』みたいなアドバイスはしない。16人全員がそう」と答えるのを聞いて改めてランペのことが好きだ!!と思った

  • 作家さん同士で飲む時は小説の話はほとんどしないという話題の時にすかさず「今度混ぜてください」と切り込むのさすしょごだった

  • メンバーで飲む時にグループの話をするかと聞かれて「五人以上だとするけどサシだとしない。しょうもないことを話している。絶対に他人に聞かせられない」と話す翔吾くん

  • 結成10周年を迎えるけれどメンバーみんな本当に仲がよくてわちゃわちゃしてるんですよと楽屋で毎日スマブラする話をしたら担当さんがめちゃくちゃ食いついて前のめりになってたのが面白かった笑。翔吾くんが使うのはブラックピット。担当さん曰くマニアック(?)なキャラクターだそう

  • 翔吾くん「僕がドベです。誰にも勝てない。誰にも勝てないけど挑戦するのが楽しいんです!」的なことを話していて、めっちゃキラキラしてるー!青春映画!と思った(??)

  • 今のところは〆切を破ったことのない翔吾くん

  • 執筆の苦しみはあるか的な質問に対して、まだ一作も世に小説を出していないこともあって執筆のすべてにワクワクしていると答える翔吾くん、かわいいね

  • 凪良先生が小説を読んでくれるというのでおこがましいと思いつつ「いけーっ!」ってマネージャーさんにポチっとしたそう 「いけーっ!」かわいすぎるだろ

  • 凪良先生、翔吾くんの文章にマーカーを引いたりしているそうでめっちゃ喜ぶ翔吾くん。具体的に聞きたいからこの後飲みに行きましょうの流れが自然すぎる、さすしょご

  • これカナモリさん(凪良先生の担当さん)とも絶対意気投合して仲良くなるでしょ。スマブラで十分下地はできてるし


まとめ

楽しかったー! あっという間だった!

二部制だと知らずに行ったので、説明を受けて「翔吾くんは最初から最後までいるわけじゃないんだ」と若干がっかりもしたけれど、両部ともすごく楽しくて、興味深い話をたくさん聞けたのでよかった!

何より、翔吾くんの話をめちゃくちゃ聞けたのが本当にありがたかった。執筆に関する話は勿論のこと、パーソナルな部分をああいうかたちでがっつり聞く機会はなかなかないので(パフォーマーは特に)心の中で終始拝んでいた。ありがとうございます、ありがとうございます……!

進行役のカナモリさん(凪良先生の担当さん)が地味にツボというか、穏やかさの中に独特の雰囲気があるのが面白くて、本当に最初から最後まで楽しかった。サイン本とトークイベントであの価格は良心的だと思う。下世話な話、翔吾くんギャラ出てる??? って思ったけれど、出版社のお偉いさんも書店の方もいらしていたし、凪良先生やカナモリさんとの絆も深まっただろうし、もしかしたら小説を出版する際にお世話に……という可能性もありえるし、何なら凪良先生に帯を書いてもらえる可能性だってなくはないし、広報的にはかなり良い環境だったのでは。自分で道を切り拓いていくのすごいなーと改めて感心したひとときだった。(上から目線ですまない)

あと、今書いている話か、すでに書き上げた話かはわからないけれど、今年中に世に出す予定があるのかなーとなんとなく思った。なんとなく。

業界目線でもなかなか良いイベントだったと思うので、翔吾くんには是非このまま突き進んでほしい。またこういう機会があるといいな!