日々徒然

zatta!

THE RAMPAGE LIVE TOUR 2024 "CyberHelix" RX-16を終えて


終わっちゃったー



初見こそ戸惑いもあったものの、振り返るとかなり好きなパッケージだった。次にこういうパッケージが見られるのはいつになるだろうと思うと寂しさが募る。最後に辿り着くスタリラが本当に好きだ。

オーラス千葉二日間、本当に楽しかった!! ららアリについてはこちらへ感想を追記したので、気になる方はどうぞ。わりと好きな会場かな。

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当初はツアー全体の振り返りをするつもりでこの記事を書き始めたのだが(なので、このようなタイトルになっている)今週中に仕上げようと思っていたところ予定外の出来事により数日間執筆できない状態となってしまった。BOTが始まる前に書き終えないと記憶が上書きされそうなので、オーラス二日間だけざっくり感想をば。

ライブが終わった瞬間に「これは絶対に記憶を記録として残しておきたい」そういう熱が、腹の底からぐぁっと湧き上がることがある。2023年の"16"は初日、2024年の"CyberHelix"は最終日がまさに「その日」だった。二日間ともメンバーは気合に満ち溢れ、パフォーマンスはキレキレ。オーディエンスの熱量も高かった。ツアーを締めくくるにふさわしい良いライブだったと思う。

まず印象的だったのは、一日目の『Dream On』。曲入り前にRIKUさんが放った「RAMPAGEとRAVERSはひとつだよ! ずっとずっとひとつだよ!!(※うろ覚えニュアンス)」が効きすぎて泣きながら観た。文字にするとちっとも伝わらないのが悔しい。RIKUさんの声の強さと宿る熱、半ば訴えるような切実な音色に涙腺がゆるゆるに緩んだ。ひとつとはどういう状態なのか、どういう意味か。わかるようでわからない部分もありつつ、誰も置いていかない、一緒に歩いていくんだという決意めいたニュアンスに聞こえて胸が打たれた。走馬灯のようにこれまでの記憶が頭をよぎり、16人が眩しくてステージが滲んだ。

泣いたといえば、二日目の『SOLIDER LOVE』。この曲のパフォーマンスを見て泣いたことはこれまで一度もなかったのに、何故だか泣けてしょうがなかった。考えたところで栓無きことで、過去は巻き戻せないし変えられないけれども「どうしてこんなことになっちゃったのかな」と思いながら見ていた。本当だったらこの曲をTVでたくさんパフォーマンスして、MVの再生回数は500万回は優に越えて、統率のとれた軍団感のあるコレオは新しいファン層を一定数獲得できただろうと思うと「本当に何故……」と口惜しく、さりとてそれは彼ら自身が招いたものでもあるから(運営の責任が大きいとはいえ)これを乗り越えていかないといけないんだよなと、決して順風満帆ではない彼らの険しい道のりへ思いを馳せた。(くそポエム失礼)

そんな感じで一人感傷にひたっていると、続く『Everest』の歌詞がぶっ刺さる。KKラップの次にソジャラを持ってきた意味を考えるのであれば、その次にこの曲を持ってきた意味も考えてほしい気がする。さらに『STRAIGHT UP』が続き、鳴り響く『Lightning』。

とはいえ、こんな風に思えるようになったのはライブへ何度か足を運んだからだし、自分の解釈が合っている自信もない。正直なところ、ソジャラについては初日長野に入ったかどうかによって感じ方が変わる気もする。全通したわけではない為あくまで「自分が入った中だと」という注釈付きだが、初日長野のキマり具合は段違いだった。あの並々ならぬ気迫を、自分は「怒り」だと感じた。どこへ対する怒りかは定かではないが、一連の流れすべてをひっくるめてのものに思えた。轟轟と燃え盛る炎のような強い意志を前に、自分は無関係だとはいえなかった。

実際はどうなのか、本人たちが語らない限りわからない。勝手な想像でしかないが、KKラップからの流れについて今の自分は「彼らの覚悟を示すセクション」だったのではないかと思っている。ソジャラが掲げる「愛を持って夢に向かって力強く進み続ける覚悟*1」をライブで体現したに過ぎない。アンチには負けないとかそういうレベルのものではなく、もっと大きな規模での覚悟。ツアーが終わった今、そんな風に思っている。

『FRONTIERS』に入る前のパフォが好きだという話はしていない気もするが、体感としては五万回しているのでそういう感じで。(どういう感じ?)

これ以降も語りのすべてに"全通したわけではない為あくまで「自分が入った中だと」という注釈"をつけていると思ってほしい。二日目の『HARD HIT』間違いなく最高最強だった。ヤバ過ぎた。まず、曲入り前のクラショケ*2からして気合が漲っていた。あまりのエネルギー量に「これ、壱馬くん絶対にベスト脱ぐな」と確信するほどだった。予想通り脱いだ。「撃ち抜けBANG」のBANGで投げ捨てられたベストが弾丸の如き速さで飛んでいくのを目にして、思わず笑ってしまった。キレキレである。ボルテージ最高潮。圧巻のパフォーマンス。語彙力がないので同じことしか言えないが、ヤバすぎてヤバいマジで。そう思いながら見ていた。これだよこれ。ランペイジの真骨頂。ライブ音源配信時も書いたが「ヴォイ」煽りなしHHでは満足できない体になってしまったので円盤収録日の音源もください。よろしくお願いします。

客上げの関係で今回のメンプロ遊びは薄味に感じた。壱馬くんはツアー前半はホンタイを吸い、後半は陣さんの傘で遊んでいた印象。一日目、壱馬くんの代わりに傘をさしてあげるRIKUさんにキュンだった。RIKUさんへ紳士的なお辞儀でお礼をする壱馬くんもキュンなら、うれしそうにぴょんっと壱馬くんの隣に並んで相合傘するRIKUさんもキュンで、RIKUさんが身に着けているけも耳(北人くんのメンプロ)を折り折りする壱馬くんもキュン。キュンが大渋滞。二日目は陣さんが手伝おうとしてくれたがブンっと勢いよく振って力技で傘をひらく壱馬くんが印象的だった笑。

RIKUさんのけも耳にはやさしく、そっと触れるのに、翔平くんのけも耳は容赦なくバキバキに折りまくる壱馬くん笑う笑。翔平くんは客席にホンタイを突きつけて嗅がせようとしてくるので、それにも笑った。自由笑。

パショケの時モニターで流れている映像、ちゃんと見せてほしい。初見はパフォーマンスとモニターどちらを見ればいいものかわからず(絶対にパフォーマンスだがモニターの映像が気になりすぎて無理だった笑)、エンドロールよろしくメンバーの名前が流れたかと思えば反転して下から上へ逆流していったり、あれはどういう意図なんだろう。世界観としてはBOTっぽく、和の要素が取り入れられていて今年後半に予定されているのであろう海外活動を見越したものなのかなと感じた。暴舞だっけ。途中で文字変わったり戻ったりした? この辺ちゃんとメモを残しておかなかったことが悔やまれる。

やましょーさんの話をします。一日目も踊るのが楽しくて楽しくてしょうがないという感じだったけれど、二日目はさらにギアが上がって途中完全に"""ゾーン"""へ入っていて凄すぎた。『NO LIMIT』を踊るやましょーさんがめちゃくちゃ好きなのだが(Wしょうごシンメ最高すぎる)もちろんそれもよかったし、フルメタ~FAWがさらに良く……凄すぎて思わず泣いてしまった。ダンスの化身だった。スタリラのソロも好き。埼玉一日目がめちゃくちゃ良くて、その時もダンスが良すぎて泣いてしまった。

FAWで絶対に壱馬くんの「ヤッヤッヤッヤッ(謎表現)」が見たい人なのでやらなかった時はちょっとしょんぼりして、たまに壱馬くんとやましょーさんが向き合ってやっているとテンション爆上がりで最高になる。最高。

銀テ発射、いつも思い思いのことをやっているのに(千葉一日目はほくまこいつ並んでタオルでゴルフの素振りをしていてかわいかった笑)最終日は全員で並んで肩を組み、遅れて客降りから戻ってくるメンバーへ声をかけ手招きをし抱き寄せて、16人一列になって笑顔でわーって発射したの、あまりに眩しくて愛しくて泣いた。いつまでもそのままでいてほしい。大好きだよ。

『STARLLY LOVE』で美しくも儚く、切なく物悲しく幕を閉じるのが本当に本当に大好き。最終日、初めて最後に壱馬くんが閉じていた瞼を開くのを見た。サイヘリツアーループ説を唱えているので、ゾクっとした。絶対に目を開くことはなかったのに……

最後だったからなのかどうかはわからないけれど(自分が入っていない回でやっていたかもしれないし)最終日に目を閉じたままではなく開くことにしたのは壱馬くんの中では意味があるんじゃないかなーと思う。そこへ思いを馳せるのも一興で、行間を読むのが好きなタイプのおたくなのでぞくぞくとわくわくを噛みしめた。スタリラで終わる物語が好き。何年か後に、またこういうライブをやってほしいな。そして、いつかランペ16人だけで舞台をやってほしい。絶対にこういう表現が似合うし、得意なグループなので!! こういうパッケージができるのは間違いなくランペの武器で強さだよ。磨いて生かしてほしい。


千葉2日間、最っっっ高に楽しかった!!! 改めて、ランペのパフォーマンスと彼らがつくるエンタメと"THE RAMPAGE"を背負う16人が好きだと思えたツアーでした。燃え尽きた。壱馬くんがエレベで客降りをするようになってから入りたいと思っていた地帯(地帯)にも入れたし、思い残すことはない。悔いなし!! ありがとうございました!!!


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*1:「SOLDIER LOVE」に込めた想いに関しましてより引用

*2:クランパー3名によるショーケースの略