日々徒然

zatta!

最終巻


改めて、芥見先生連載本当にお疲れ様でした。

本誌で見届けていたというのに、最終巻を読みながらぼろぼろ泣いてしまった。芥見先生の紡ぐ言葉が、描く世界が、先生が生み出した多くの魅力的なキャラクターたちが大好きです。エピローグの16ページに自分が好きになった芥見先生の素敵な部分がこれでもかと詰まっていた。それだけで十分。

完結させてくれてありがとう。ゆっくり休んでください。願わくば、創作とは誰かを傷つける行為であることをしかと認識している(ある意味自覚しすぎている)芥見先生の次なる表現の機会が、憂い少なく、自由に、のびのびとできる場でありますように。

いつか またどこかで。





打ち切りにならないよう毎週アンケートを書き、単行本を複数冊購入し、アニメ化に喜び、それによる様々な障害や問題に嘆き苦しんだ日々が懐かしい。

アニメ化なんかしなければよかった。何度そう思ったかわからないけれど、アニメ化しなければここまで多くの人に注目されることはなかったし、漫画の世界に留まらず幅広い分野と繋がることも、盛大にお金をかけて華々しく渋谷の街を飾ることもなかった。爺ちゃんの遺言通り「大勢に囲まれて」終わりを迎えたこの作品がたくさんの人に愛されていることは一読者としてうれしく、多少なりとも作品を支え続けてきたひとりとして誇らしい。

同時に、あとがきを読んで、おたくはすぐオタク的な愛情の注ぎ方をしてしまうがどこまでいっても「一読者」でしかないことを痛感する。当たり前のことだ。それでいい。大小は関係ない。複数買いしようが、毎週アンケートを出そうが、友達に借りようが、最終回だけ読もうが「読者」であることにかわりはなく、等しく謝意を示すのは作家として至極当然のことだ。「応援」という耳ざわりのよい響きを隠れ蓑に、一方的に対象へ情熱を傾ける己の歪んだ愛し方を改めて省みる機会となり、ハッとした。おたくは異常だということを定期的に思い出さなければならない。

結局「自己満足」以外の何でもない。自分が納得できる範囲で、自分が望むやり方で応援するのが幸せなのだ。