日々徒然

zatta!

取捨選択

この記事で触れた作品が初日を迎えた。

za-tta.hateblo.jp

悩んだものの、これまでの経験からチケットは取らなかった。それでも、もしかしたら……という期待が少しばかりある。申し訳ないがfamの感想は鵜呑みにできないので(そりゃあ演技は最高でしょうよと思う。そこに対する信頼感はある)それ以外(他の出演者のファンの方)の感想を検索したところ、相変わらず不躾に他人の人生を素材扱いして役柄と本人を雑にオーバーラップさせて、お約束の"死”があり倫理観はなく胸糞で、予想通りいつものosmという感じだったので「だよな」と思った。自分はこういうものを0から1を生み出す創作とは認めたくないし、エンタメだとも思えない。

役者が、芝居がよければ脚本演出などどうでもいいと思える時期はとうに過ぎて、突出した何かよりバランスを重視するようになっている。世の中には制作陣/スタッフ陣の働きと役者の芝居どちらも素晴らしいと思える作品が多くあることを知っているので、嫌な思いをするとわかっているのに貴重な時間を割こうとは思えないし、思わない。どれだけ芝居が見たくとも。

昔は役者で演目を選んでいたこともあるが、今の自分はどちらかというと脚本演出が誰かで決める。無論、とっかかりは役者なことが多い。知るきっかけは役者でも、情報としてはまっさきにスタッフを確認する。次に日時と場所。今回は舞台だが映画も同じで、好きな俳優が出演していても合わない監督がメガホンを取っていればスルーする。自分にとってエンタメとは不快になる為のツールではないので。

そんなにいい芝居をしているのなら、きっとどこかへ繋がるだろう。見たい、触れたいと思える作品でまた会いましょう。

あー、本当osmじゃなかったらチケット取ったのになー。人脈というメリットがあるのはわからなくもないが、さっさと手をきってほしい。そんな日は来ない。はい。どの界隈にいても被害にあうの勘弁してほしいよ、本当。